箔を焼く?

”箔を焼く”???
日本画を始めるまで、何のことだか全くわかりませんでした。それは。。

銀箔を硫黄と熱によって化学反応を起こし、変色させることなんです。

銀箔は化学反応を起こしやすく、貼ってそのまま置いておくだけで(気候など条件にもよりますが)空気中の酸素と反応して徐々に変色してきてしまいます。
なので、その特性を使ってわざと絵画の中に生かすんですね。
アートは化学なのだ!

下記がその効果を使って焼いたものです。
これから着彩していきます。
1) 硫黄の粉を薄い和紙のような紙に、薄くのばす。
2) 銀箔を貼った画面の上に(1)を置き、アイロンをかける(中温)。

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