中国絵画 - 2(国画)

先日から始めた中国画、2回目も“書道”で終わった。。。
書道にはあまり自信が無いせいなのか、背筋がぴーんと伸びるせいなのか、

すっごく疲れる!!

そして、今回の議題 『梅』『蘭』『竹』『菊』
難しい〜〜〜!\(@o@;;)/
この4つの漢字は中国画にとって、すごく重要な漢字なのらしい。
先生はMei(メイ)先生と言って、中国語では”梅”の意味なんだそう。
下記はそのMei先生の説明。私のつたない英語で分かった範囲です。
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・中国画はBrush Workが命!

・繊細で、絵はPeaceful(静寂な雰囲気)

・絵の中にはPhilosophy(哲学)が潜んでいる。

・中国画には大きく分けて、4つのカテゴリーがある。
<人物> 歴史のなかのイマージュからくるものが多い
<山水> 山水の基本は人間は地球の中心でなく、地球の一部だという理念
<花鳥> 基本の議題は梅』『蘭』『竹』『菊』
<絵と文字の構成> 絵の中に文字を入れて、文字も絵の一部とみなす描く
(文献によっては4つめのカテゴリーは、山水花鳥)

・中国画は線画。筆の太さ、濃淡、曲線、かすれなどの様々な線の表現で、絵が構成されている。
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ということで、筆の扱い=文字を書く ことは基本中の基本。
まさか、ここカナダで書道するハメになるとは思いませんでした。。。

私の個人的な意見ですが、中国画は今の中国人のアグレッシブなイメージとはかなり離れていると思いました。
華僑の人達は世界中どんな田舎町に行っても、必ずいます。
今や世界の旅行者で、一番お金を落とすのは中国人。
そのエネルギー、生き伸びる力、あつかましさ、お金への執着心は日本人はかないません。
(もちろん、すべての人がそうではありませんが)
中国の色と言えば、赤!金!ギラギラ!のイメージです。
なので静寂の雰囲気を出す中国画は、昔の日本人が尊敬、その文化を学んでいた時代の中国の表れではないでしょうか?
現代の中国画はもちろんその気質によって、変わって来ているだろうと思います。
しかし、その静寂さを愛おしく思う心は、今も一部の中国人の中にもあるのかも知れません。



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