2013年3月26日火曜日

水鳥と水鶏

日本画を初めて色々勉強することが多い。
私はまだまだ初心者なので、有名な画家の作品を模写、または参考にさせて頂くことが多い。今回は江戸淋派の『酒井抱一』の十二ヶ月花鳥図から”燕子花に水鶏図”

そもそも、燕子花を”かきつばた”と読むことさえ知らなかった。(アヤメ属)
加えて水鶏、これは”クイナ”と読む。

水鳥水鶏は全く違う。
・水鳥(みずとり)とは、水辺に棲息する鳥の総称。
・水鶏(クイナ)、古典では”ヒクイナ”のこと。クイナとヒクイナはこれまた違う。
ヒクイナは暖かい時期は日本、中国に生息、冬季になるとインドシナ半島や南下する。
水辺の茂みや低木の樹上にヨシなどを組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-8月に4-9個の卵を産む。

人生、勉強は一生なんだなぁ〜とつくづく思う。



↓ヒクイナ

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